Profile

鶴崎 燃(TSURUSAKI MOYURU)

1975年生まれ 愛知県出身
中部大学土木工学科卒業
名古屋ビジュアルアーツ写真学科卒業
2003年 名古屋ビジュアルアーツ写真学科講師
2004年 写真家・大石芳野氏に師事
2009年 第11回三木淳賞奨励賞受賞
2010年 第16回ヤング・ポートフォリオ選出

現在はフリーで活動
受賞作品 個展スケジュール
2015年   12/7〜12/19 ビジュアルアーツギャラリー・東京
(お問い合わせ 東京ビジュアルアーツ写真学科 03-3221-0206)
日・祝休館 11:00〜18:00
2016年   1/10〜1/23 ビジュアルアーツギャラリー・大阪
(お問い合わせ ビジュアルアーツ専門学校・大阪 06-6341-4407)
会期中無休(1/11のみ閉廊) 10:00〜19:00(土・日 17:00まで) 最終日 15:00まで

1/27〜2/9 アーツギャラリー・名古屋
(お問い合わせ 専門学校名古屋ビジュアルアーツ 052-263-0906)
会期中無休 10:00〜18:00(土・日 16:00まで) 最終日 15:00まで

6/17〜6/29 富士フィルムフォトサロン福岡
(お問い合わせ 専門学校九州ビジュアルアーツ 092-474-9233)
10:00〜18:30 6/23(水)休館 

※時間、休館日などは会場によって異なります。詳細は各会場にお問い合わせください
受賞コメント

 この作品は3部構成なのですが、初めからそのイメージがあったわけではなく、満州を題材に写真展を想定して制作し始めました。その後、写真集を意識するようになり、ミャンマーとブラジルを加えることにしました。結果的に取り組み始めてから、10年を費やすことになりました。写真集を出しづらい時代に、この賞の価値は非常に大きいものだと感じています。また、撮影を進めるに当たっては多くの人に協力していただきました。改めて感謝申し上げます。この度は本当にありがとうございました。

審査員コメント
的確な“歴史認識”と“現状認識”とで、日本と満州(現中国東北部)、日本とミャンマー、日本とブラジルなど、それぞれの間に生じる複雑な人間交差の実態を、鋭く、そして暖かいカメラワークで写し撮り、「記憶・記念・記録」という写真の本質を表すドキュメントになっています。 鶴崎燃さんの、この三部作は、知と情に支えられています。
森山大道


この困難にも思える大三部作を、ひたすら無垢なる眼差しをもって貫き通した、美しい写真家の魂に触れ、心が激しく震えた。
上田義彦(写真家)


「戦後70年」にふさわしい力作としか言いようがない。長期にわたって、旧満州、ミャンマー、ブラジルを行き来し、厚みのある作品に仕上げた。ドキュメンタリーという範疇に入るのだろうが、一枚一枚の写真の密度、クオリティが凄過ぎる!ひさびさにスケールの大きな新人(39歳ではあるが)が登場してきて興奮させられた。
飯沢耕太郎(写真評論家)


ビジュアルアーツフォトアワードの審査において、初めての事ですが、最終審査の十数作品が出そろったところで、他を検討することなく「これしかない!」と全会一致で可決しました。それほどにこの作品には、写真の持つ力とその魅力が存分に表現されています。
それは過去と未来の間で、または日本とブラジルやミャンマー、そして旧満州の間で、海を渡り時空を難なく越えてゆく人々の姿が、ありがちなこの時代の記録としてだけではなく、何よりも写真的であるのが素晴らしい。
瀬戸正人(写真家)


日本×満州は、中国残留邦人、帰国後の生活とかつての満州国当時の面影、 日本×ブラジルは、日系ブラジル移民のブラジルでの生活と日系ブラジル人の日本での生活、 これら日本人の物語は多くの写真家がテーマにしてきた。
鶴崎さんはここに在日ミャンマー難民の日本での生活とミャンマーの今とタイ国境のミャンマー人難民キャンプでの生活を加え三部作とした。視点がいい。
グローバル化が進む今、日本人が知っておかなければいけない過去、現在が魅力的な写真表現で提示されて未来を考察する想像力を刺激する。
百々俊二(写真家)
― このWebサイトの写真の著作権は、作者本人にあります。転載・プリントアウトなどの無断使用を禁止します。 ―