Profile

米澤 純子

1978年 奈良県生まれ
2006年 ビジュアルアーツ専門学校大阪写真学科夜間部卒業
受賞作品 個展スケジュール
2014年   12/1〜12/12 ビジュアルアーツギャラリー・東京
(お問い合わせ 03-3221-0206・東京ビジュアルアーツ写真学科)
日・祝休館 11:00〜18:00
2015年   1/13〜1/24 ビジュアルアーツギャラリー・大阪
(お問い合わせ ビジュアルアーツ専門学校・大阪 06-6341-4407)
会期中無休 10:00〜19:00(土・日 17:00まで) 最終日 15:00まで

1/28〜2/10 アーツギャラリー・名古屋
(お問い合わせ 専門学校名古屋ビジュアルアーツ 052-263-0906)
2/1のみ休館 10:00〜18:00(土・日 16:00まで) 最終日 15:00まで

5/7〜5/31 専門学校九州ビジュアルアーツ
(お問い合わせ 専門学校九州ビジュアルアーツ 092-474-9233)
10:00〜18:00(土・日 休廊)

※時間、休館日などは会場によって異なります。詳細は各会場にお問い合わせください
受賞コメント

私が写真を撮り始めて、もう随分長くなりますが、
写真家になる、ということの意味がわかるようになったのはごく最近のことです。

寝ても覚めても「写真家になりたい」と、思うようになって、
その頃から、世界がよりくっきりと見えるようになりました。
撮るべき世界が、目を見張るほどに、はっきり見えてくるのを感じていました。
その感覚は、まだ不確かのうちにありましたが、
この賞を頂いたことで、確信に変わりました。

この度は本当に有難うございます。
身の引き締まる思いです。

審査員コメント
日常のなにげない視界のなかに、一瞬、ふと通りすぎる異界を、さりげなく写し止めるデリケートな感性と視線。数多くの作者のカラー・プリントをめくっていくと、澄んで硬質な情念が見るものに伝わってくる。米澤純子さんの作品「赤い糸」は、さながら一冊の言葉ならざる詩集を見る感じがあった。                           
森山大道
久しぶりにまなざしの優しい写真に触れて嬉しい思いをしました。
ありふれた毎日の風景の中に捜しあてたほんの小さな優しい事どもを丁寧に拾い上げて紡いだ写真。
ともすれば写真においての他者とは違うという自己表現の為だけの過剰なけだるさ、あやうさ、鬱的表現(そんなにあなたの見える世界は悲しいのですか)をしがちなこの頃の写真にうんざりしている中で、小さな生きものや小さな景色の中に確かに生きているという実感を見つけようとする写真家のまなざしに私は共感したのでした。
上田義彦(写真家)
6X6判の静かな写真が並んでいるだけに見えて、写真と写真との合間から細やかな感情のさざ波が広がって、見る者を搦めとっていく。透明な哀しみ。生と死がどこかでメビウスの環のように繋がっているような感触。これから先、表現のレベルがもう一つ突き抜けていくのではないかという予感がする。
飯沢耕太郎(写真評論家)

そこはかと日常の淡いが写っています。
カラー写真であるにもかかわらず、その淡いが色として強く表れることもなく、
しっとりとしていてとてもいいです。
ひとつひとつの出来事に眼を凝らし、大事そうに撮っているので見る者の心に突き刺さってきます。
懐かしさや哀しみがとうとうと流れていて、痺れます。
瀬戸正人(写真家)

豊かな感受性に心が開かれていく。
心の中で米澤さんの写真が、私の記憶を呼び覚ます。
想像世界に引き込まれる詩の言葉のように、写真も多義的で、
見る人がどう感じてもいい開かれた世界が魅力です。
百々俊二(写真家)
― このWebサイトの写真の著作権は、作者本人にあります。転載・プリントアウトなどの無断使用を禁止します。 ―