Profile
1974年 京都生まれ
2001年 個展 Gallery Niepce(東京)
2002年 K*MoPA Young Portfolio 選出
2003年 K*MoPA Young Portfolio展
2003年 清里フォトアートミュージアム(山梨)
2005年 個展 ドイツ・エチオピア外交樹立100周年記念写真展
2005年 ハンブルグ大学(ハンブルグ・ドイツ)
2005年 個展 Film Casino(ウィーン・オーストリア)
2005年 個展 Ponybar ハンブルグ大学A.A.Iによる
2005年 (ハンブルグ・ドイツ)

収蔵   清里フォトアートミュージアム
収蔵   ハンブルグ大学
受賞コメント
今回の受賞は、私の写真活動にとって大きな意味を与えてくれました。光栄で嬉しく思っています。経験の孤島というべき個人的な写真活動が、写真展や写真集といった形で多くの人たちと共有できることに大きな喜びを感じています。
まずこの賞を頂き、写真展と写真集の出版の機会を与えて下さった審査員の5人の先生方に感謝し、御礼を申し上げます。
この作品制作の中、私はポートレート撮影を通して、数々の人々に出会いました。私はカメラを片手に手探りで、他者という外の世界と、私という内の世界を旅することを試みたのです。そういった時間の中、記録されたこれらポートレート写真には、人物を切り取ったイコンだけではなく、その写真と写真の行間に、人間と人間の熱っぽく彩られたストーリーが写し込められ、潜んでいます。私は写真をご覧になる方々を、そういったフレームの外の世界へといざないたいと思っています。観察する一人一人の眼差しの数だけ世界の見方があるのなら、やはり世界は広いと思われるのです。
受賞の喜びと同時に、切磋琢磨し精進せよという奨励を頂いたようにも受け止めています。これからも様々な世界へと眼差しを向けて、自身の活動を問い続けたいと思っています。
審査員コメント

アフリカ・エチオピアにある小さな村。その村に住む人々の静かなポートレイト。僕はその中の何枚かの写真に強く惹かれた。そこに写っている人々がとにかく美しい。その美しさに導かれて、素直に撮られた写真。伝える為に写真家が選んだ、もしくは選ばざるをえなかった手段を僕は素直に受け入れる事が出来た。それはとてもオーソドックスで、もっと言えば古典的と言われるものかも知れない手法である。しかしそんなことはどうでもいいのだと思う。写真の中に写っている人々の否応なく認めざるをえない「存在の美しさ」・・・それがストレートに写っている。この写真には言葉には出来ない、何か大切なものが写っているように感じた。

上田義彦
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